言わなくてもいいことを言いたい、

新人のマリちゃんがCOUNTDOWN JAPANぶっ通しde見に行くと若さを前面に押し出した目映いオーラを発していたので、じゃあPerfume絶対見てきてと頼んだら本当に見てきたから「最高っしょ、マジ最高っしょ、ほんとカワイイっしょ、盛り上がったっしょ、いや絶対ライブ行った方がいい、マジに行ったほうがいい、悪いことは言わないから行ったほうがいい、女の子もいっぱいいるから行ったほうがいい、なんなら俺が一緒に行ってあげるからいったほうが」と迷う暇もなく『YES』と言わせるつもりが、それを見ていたメガネ女・上司が「気持ち悪い」と切り捨てたので男二人でPerfumeのカウントダウンライブ in Zepp Tokyoに言ってまいりました。

とにかくPerfumeのライブが見たくて辛抱堪らなかったのですが、いざ現場にたどり着き、周りの客層を見たらオシャレBOY&ガールズの群れに戸惑いを覚え、私の知ってるアイドルのライブじゃない!とその場に座り込んで泣き出すどころか、てめえらシャツ一(枚)じゃないから汗グチョグチョになって風邪ひいてもしんないんだかんねと心配になってしまった、しまった、しまったッッッ! そんなどうでもいいことを考えていたらライブが始まっ…………────。



あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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気付いたらアトモスフィア、完全に1曲目、2曲目の記憶が飛んだ状態でコンピュータードライビングしていました。満面の笑みでハンドル握って揺れてました。他所様でセットリストを拝見したところ、1.ポリリズム、2.おいしいレシピだったらしいです。僕が陣取っていた場所は割と前列だったのですが控えめに右端のほうで違いのわかるオトナ気取るつもりでいたらPerfumeを肉眼に捕らえた刹那に殺されました。Perfumeを目の前にして傍観者じゃいられない、僕らは恋のロジックを埋め込まれて生まれたからだ。かしゆかあああああああああああああああああ!!!! ゆかちゃああああああああああああああんんん!!! ションション(ション)メドレーはカワイイなあ、イミテーションワールドのイントロってなんであんなに胸がときめくのだろう、ときめきイミテーションなのだろう、そして僕は彼氏募集中でかしゆかに指をハートにブチ込まれるまでライブにダイブするなんて寒々しさに乗せてさよならなんて云えないよ。

ジェニーはご機嫌ななめ前にPerfumeの熱血指導を叩き込まれ、見事あ〜ちゃんのコールをジャストなタイミングで成し遂げた後には必殺の中田神トークを叩き込まれ、Twinkle Snow Powdery Snowに突入したときには思わず「キャーッ!」と口走ったことを白状します。普段はシングル曲をあまり聴かないのですが、ノーカットでコンピューターシティへ繋いだときは小便ちびりかけました。シングル曲の持つ切れ味を改めた痛感した瞬間でした。

ポリリズムRemixと呼ばれているらしいライブビデオを見て少し感傷に浸っていたところにPerfumeの掟。PerfumePerfumeでしかなく、Perfumeは過去も未来もPerfumeだけの道を進んでゆくんだなあとバカ面で思った。あ〜ちゃん来年は紅白出れたらいいねえぇぇぇえエレクトロ・ワールド!!!!!! ここのテンションの振り切れ方ったらない! 僕の半径10メートルくらい大変なことになってた。惜しむべくはあ〜ちゃんも大好きだと言う『ディディッ・ディディッのところダンス』が見れなかったことだ。その間奏部分はステージ移動に費やしていた。セマイドルから脱皮すると、こういう弊害も出るのだと勉強になった。でも続けざまにパーフェクトスター・パーフェクトスタイルが来た日には何かも忘れた。みんなで手を高々と振り上げた開放感、絶対感。ナポリを見て死んでる場合じゃないよと誰も彼もに伝えたい。

そんなわけで僕は2007年から2008年をPerfumeと一緒に飛び越えた。カタルシスの向こう側に待っていたのは計算する女の子と期待してる男の子! 天井からはミラーボールが現れ、期待している僕らは一気に我を忘れて縦乗り! 踊れ、踊れと言っているのに一向にチョコレイト・ディスコをしない客にあ〜ちゃんが怒っていたのは気のせいだろうか。そもそもあの観客の間隔で踊れと言うほうが無茶じゃなかろうか、それでもしっかり『2・1・4』は決めてみせた。この時点で虫歯になりそうだったのに間髪入れずにスウィートドーナッツ。もう周辺は汗の臭いとかが充満してたのに心の中は糖分過多な甘さで満たされていた。そしてPerfumePerfumeによるPerfumeが流れてエレクト・ワールドという下ネタで〆。

アンコールはBaby cruising love。僕大好きです、この曲。Seventh Heavenも超好きです。好き好き大好き超愛してるです。でもWonder2がどうしても聴きたかったので、Wonder2のBGMに乗せて皆さんと一緒にピースサインで残り香ただようステージへ手を振り続けていました。暫くするとお前ら早く帰れや的な場内アナウンスが流れ出しました、それでも暫く余韻に浸っていた僕に幻聴が聴こえた気がしました。のっちが得意のカミカミな棒読みトークで退室を促した。あれはオーバードーズしちゃった僕の泡沫な夢だったのでしょうか。どちらにせよ、いい夢でした。これが僕の初夢です。