うーわ、ホラ出たよ中田ヤスタカは!

東京、東京! 眠らない街! 青と赤のぉ俺らの誇りぃいオオオッ!!! YEAHHHHHHッッッ! 俺たちこそが東京じゃあ! 緑ザマア! フッキ頼みのクソサッカーに我らがラブリーなフットボールが負けるかい! 河野がナンボのもんじゃあ(出てないけど)、 ウチの大竹の才能を見たかコラ! よっしゃああああ!!!!!とJリーグ・東京ダービーの結果に全力で跳ね上がって、その勢いでPerfume追加公演の結果を見たらなんとなくイープラス様にご用意して頂けるのではないかと思ったらブッチギリで落ちていた。やるせない、この空しさは何だろう。ヴェルディごめん。本当は河野も好きだよ。だからイープラスさん、プレオーダーは何卒宜しくお願いします。

そんな訳で最近のPerfumeさんはテレビをつければそこいるって勢いで、みのもんたは早くPerfumeに朝ズバッ!の枠を譲ってあげればいいと思います。それにしても今号のクイックジャパンが面白い。三分割の構成は最初クソ見辛くて腹立ったんですけど、一人のインタビューを読んでいる間にザッピングしやすくて、それぞれのリアクションの違いだったりシンクロだったりを即座に楽しめる。特にあ〜ちゃんのインタビューを二人の間に挟んでいるのが素晴らしい。やっぱあ〜ちゃんだなと言わざるを得ない面白さ。インタビュアーの技術(愛)も言うまでもないが、あ〜ちゃんの真摯な受け答えは、どうしたらこんな子に育つんだろうと親御さんまでも賞賛したくなるくらい素敵だ。Perfume3人に共通しているのは自分たちの立ち位置であり周りの環境に対して恐ろしくナーバスでセンシティブな視線を持っていることだ。

「中田さん自身、自分が期待されているっていうことをわかっていたっていうのもあったと思うんですね」
「誰がメインという作り方じゃないから、そこにこだわりはあんまりないですね。そこに論点を置いてないっていうか。Perfumeの場合は聞いてくれる人も誰が歌ってるのかはあんまり重視してないんじゃないかって思うんです」
「誰がどういう役割だとか個性を意識して見せていこうとかはなくて、普通に普段通りやってても一人ずつの個性が出るんだったら出るだろうし、もしそれが人の目に留まったならどんなふうに解釈していただいてもいいんです」


色んなものを巻き込んで急激なスピードで膨張してゆくPerfumeというユニットを、大人たちに流されるだけでなく、きちんと自分たちで自覚している。そしてその感情を淀みなく言葉に直せるあ〜ちゃんの豊かな感性と鋭い知性はアイドルという枠を取っ払っても驚嘆に値する。僕はやっぱりPerfumeあ〜ちゃんだと思う。もちろん、自己紹介で言っているように3人揃ってPerfumeであることは間違いないし、この3人でなければPerfumeではない。のっちがいなければ売れなかったかもしれないし、かしゆかがいなければ今の歌の方向性はなかったかもしれない。だけどPerfumeの魂はあ〜ちゃんだと思う。あ〜ちゃんの純真が巨大な引力を生んで、中田ヤスタカ関和亮MIKIKO先生、もっさん、サポートしてきたスタッフ、Perfume大好きなファン、そしてかしゆかとのっちを出会わせたのだと思っている。運命と奇跡を引き寄せた引力の発信源はあ〜ちゃんだ、なんていう気持ち悪い文章を読んで、あ〜ちゃんに「なに言ってんだコイツ?」的なツラをされたい。でもどんなふうに解釈してもいいんだってあ〜ちゃんが言ってるんだから知ったこっちゃないんだよ。だから、あ〜ちゃんの「ありがとうございました」は世界で一番美しい言葉だと思います。

い〜やかしゆかだな!ともう一人の僕が反論しているので、かしゆかが相当落ちている事実を知ってしまった今、僕に出来ることはPerfumeさんの新作”GAME”をモチのロンで渋谷のタワレコ(抽選券目当て)で購入することです。曲よりもまず特典DVDを見たのですが、泣けてしょうがない。LIQUIDROOMSEVENTH HEAVENが美しすぎる。かしゆかはパッツンじゃないほうがよかったのではないかと自問自答を繰り返す。とにかく困り顔のっちとしたり顔ゆかちゃんと超笑顔あ〜ちゃんが美しい! そして最早本編のアルバムよりも重要なマカロニ@ソロVersionを見ているときの自分のツラはすぐさま手錠をかけられても文句は言えないレベルでありとあらゆる体液が大洪水。あ〜ちゃんのとろけそうな笑顔、赤メガネ、恋してしまうやないか! かしゆかの女の子全開所作、滑らかな艶髪、ゆかぱい、ホッカイロ、恋に恋焦がれ恋に泣いてしまうやないか!!! のっちのガチャピンっぷり、もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対やないかいッッッ!!!!!!!

クイックジャパンの〆のコーナー『ひとりからふたりへの直筆メッセージ』における、のっちへのかしゆかあ〜ちゃんの素っ気無いという愛情アプローチに咽び泣きました。それより面白かったのは3人ともが「困ったら私に頼りなさい!」と言い合っているバランスです。この自己犠牲の関係性もPerfumeをどうしようもなく好きになってしまう一つの原因です。