ガンバレ乙女(笑)

君はAKB48VSアイドリング!!!を見たか! 日本テレビの”AKBINGO!”内で行われた死闘の数々! それは僕の眠っていたテレビっ子魂とアイドルヲタクDNAをリア充という氷塊から目覚めさせてくれた。今日はその伝説の一戦(2週目)の感想を書きたいと思う。ちなみにリア充なんてのは当然ウソでクリスマスもブッチギリで明石家サンタのネタを考えていました。初詣にて世界中のカップルが死滅するようにお祈りしておきました。

AKBINGO!で行われたバトルは『落としちゃやーよタリナイ48』というモニターに映される画像の中から本来の姿に足りないものを当てるクイズコーナー。間違った場合は日テレ伝統ビートたけしお笑いウルトラクイズよろしく白粉の中へ勢いよく突き落とされます。古典芸能をアイドルが肌で経験するなんでもアリな時代になりました。仕切りのまいまいがタイトルコールをしている最中にAKB側では宮澤佐江大島優子の手によりゲーム一切関係無しに粉へと落とされそうになり、アイドリング側では谷澤恵里香加藤沙耶香に突き落とされかけていました。





開戦前から既に熱い様相を見せる両陣営。前哨戦は無表情で悪事を為す鬼教官大島優子の勝利と言えるでしょう。第一戦目はAKB48から今世紀最後の女神・篠田麻里子様、アイドリングからは冷静な知的キャラぶってるが本当は天然・横山ルリカさんのツインタワーバトル(高身長)。とにかく麻里子様が可愛くて可愛くて可愛くて今日も綿毛を飛ばします、と永遠に麻里子様の可愛さだけを触れていたくなるのだが、ここは歯茎から血が流れるほど食いしばり欲望に打ち勝ち先へと進みます。身長の話題になり背を比べるため麻里子様が気を使って横山さんの方に背中を向けるも横山さん完全無視。升野に注意されて体勢を変えるもこの有様。





えとちゃんのマジツラが面白いが相変わらず横山さんの天然は酷い。とりあえず麻里子様がファンとしては認めたくないオヤジギャグを放ったときのさえの苦いツラも載せておきますね。





そこからお互いの特技自慢となり、横山さんが得意のドラムプレーを見せようとするもドラムセットが無いためエアードラムを披露。エアードラムと聞いた麻里子様は苦笑い。なぜなら麻里子様は上記のようなテキトー発言によりエアーオカリナが得意だと嘯いてしまったことがあった。それ以降、麻里子様は何かある度に番組側からエアーオカリナを強請される。しかし以前ラジオ番組に出演した際にリスナーからエアーオカリナを見せてと言われて「今日はオカリナを忘れた」とエアーにあるまじき発言によりブースの空気を氷点へと下げるまで徹底的に断り続けた強靭な女王様魂も持ち合わせている。それはともかく麻里子様がご自慢のエアーオカリナを発動させた次の瞬間、信じ難い事態───いや大事件と言ってもいい衝撃映像が我々の眼に飛び込んだ。





あの「天は麻里子様の上に人を造らず、麻里子様の下に人を造った」でお馴染みの篠田麻里子様が頭をはたかれたのだ! エアーオカリナを喜々とプレーする麻里子様の横で升野が雷オヤジのように渋い顔をしていたから嫌な予感はしていたが、まさかあの麻里子様の頭をはたくという計算値が下等生物である人間の頭脳から弾き出される日が来るとは夢にも思っていませんでした。一瞬悲鳴があがると同時に編集で次のカットに飛ばされていたので現場は騒然となっていたことでしょう。ヤンキー上がりのバッドボーイズが今まで出来なかったことを簡単に成し遂げてしまえる升野の無知っぷりとアイドルの完璧な往なし方に戦慄を覚えると同時に、人生で初めて私の頭を本気で叩いてくれる人に出会った……と麻里子様が恋に落ちてしまうのではないかと不安です。あと升野のトーク捌きは内村光良への強烈なリスペクトを感じる。ちなみにゲームは麻里子様が勝ちました。


第二戦目は宮澤佐江VS谷澤恵里香。さきほどゲーム開始前から粉に落とされかけた因縁の二人。登場したそばからバッドボーイズと升野にお互い押され合い、またも粉に落ちかける始末。




メンバーからの愛され方が尋常じゃない二人は元気をアピールするために自らの体でそれを表現します。





張り切りすぎて腕をホンイキで角に強打する谷澤さん。この場面は何度見ても腹が痛くなるアイドル史に刻まれた屈指の名場面だと思います。そのまま特技の変顔対決に突入。アイドリングメンバーが次々と変顔を見せてAKBが劣勢に追い込まれる中、AKB側は最終手段としてアトミックボム大島優子を投入する。ジョン・ライドンは言った「Idol is dead」それはまさにアイドルの歴史が変わった時だった。








本人の名誉のためにカワイイ大島優子さんことコリスが前を通ります。





そこからなぜか総力戦の全員変顔対決へと移行。





アイドリングはえとちゃんのナチュラル変顔も素晴らしいが、やはりその後ろに控えるアイドル界NO.1のファンタジスタまいぷること遠藤舞さんがダントツ。鼻の穴広げる、顎ずらし、白目、要所3点を抑えた完璧な変顔。なぜここまでできるのか。つーかなぜやってしまうのか。ふだんは超おっとりしているが、えとちゃんと笑いに対してだけは何処までもストイックなまいぷる。理論からネタを作って計算した笑いを取れるアイドルはまいぷるだけだと思います。他のメンバーも素晴らしい。下の画像を見て欲しい。さや姉もやざパイも奮闘している。さえも上記のコリスを参考にしたアイドル・カタストロフィっぷりを見せ付けている。しかもそのコリスは上記とは異なった(先程は全体的に顔面を下へ押さえつける変顔だったのに対して今回は上へ上へと開放している)変顔を見せている。さすが無限の表情を持つ女、さすがバリのお面……あ、あれ? 信じたくないんだけどあれ!? そのコリスの隣の人あれえええッッッ!!!





麻里子様だけ満面のアイドルスマイルなんですけどおおお!!! みんなが恥も外聞もなく全力で変顔してるのに麻里子様一人だけプリクラみたいに裏ピースしちゃってるんですけどおおおおお!!!!! これが篠田麻里子! 誰にも媚びない引かない揺るがない! 天上天下唯我独尊! 歌収録の”スカートひらり”でも麻里子様だけはタイトルに反抗してスカートを決してひるがえさずブルマを見せない(もちろんコリスは丸出し)! さすが麻里子様!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ、そこにシビれる!あこがれるゥ! まぁアイドリングメンバーが誰一人欠けることなく恥を晒そうが天才こじはるに至ってはただただモニター見て傍観しているだけなので許してあげて下さい。まいまいが後ろで腕を組みながら「うわぁ……」ってなってるのも許してあげて下さい。ゲームはやざパイが勝利したにも関わらず自分から白粉へダイブ。こいつは移動式無法地帯か……。


第三戦はコリスVSまいぷる。みなさんご存知ないでしょうが僕はまいぷるファンとしても一家言ある人間です。まだまいぷる椎名林檎みたいなホクロがあった時代から好きでした。その昔2ちゃんねるのアイドリングスレでは(しかもモーニング娘。の板)、アイドリング!!!での活動が純粋なる芸能界デビューのまいぷるを俺らで応援しよう!という酷く気持ちの悪い運動が起こっていて『お願い!ファン様!!!』というファン投票によりランキングが決まるコーナーで人気のないまいぷるを1位にしようという何処までもピュアな悪巧みが企てられていた。その結果、8週くらい連続で1位となってしまい「おいおい、やり過ぎだろ」という話になり翌週には余裕で最下位付近まで転落するという軌跡を僕は見てきた。でもイジられていたのは大島優子さんだった。まいぷるの鳩大好きネタに対抗するため無理やり導き出した「ウサギにバナナあげてます」話。更に「ウサギにバナナあげるとどうなるんだ?」と追求されて無茶振りの果てにテンパった大島さんが出した答え。





注目すべきは麻里子様が今まで見たことない真剣な顔でコリスのボケを待ち、お笑い大好きまゆゆが両手を組んで大島さんのボケが成功するように願っている、そして恐らくこじはるが何も考えていないことだ。無だ。無の境地のツラをしている。悟りを開いている。こじはるの体はここにあって魂はここではない場所にある。僕は最近まで彼女のことを天然の振りをして頭の中で緻密な計算をしている人間だと思っていたのだが、どうやらサバンナの八木と同じく天然の域を超えて『自然』にまで到達していると人種だと言えよう。ゲームはコリスの勝利。


第四戦は板野友美VS森田涼花。アイドリングに関しては1期生までしか追っかけていないので2期生については何も知らないのだけど森田さんはなかなかどうしてバカみたいだ。好きな四文字熟語と問われて「馬に念仏」とどこから手をつけてよいのかわからぬ答えをする。だけどAKBの天才こじはるも答える「犬も歩けば棒に当たる」四文字というルールすら無視! その言葉自体たぶん好きじゃねえし! もう色々含めて面倒くせえ! 最後に真性のバカ大島麻衣さんが力道山ポーズで超自慢げに言う「大島麻衣」。マジで4秒ほどの無音が起きた。音が消える様を「シーン」と表現したのは手塚治虫だが、生まれて初めて自分の耳で痛いほど体感できた。それを聞いたアイドリングメンバー菊地さん(この子はできる!)の「え? いいの?」って顔が最高だった。ゲームは板野さんの勝利。森田さんは「SUBWAYモスバーガーの間違いかなと思ってた」と四次元発言をしていたので負けてもしょうがないです。つーかともちんが全く触れられてねえ!!! あまりに可哀想なのでともちんのカワイイ棒読み動画置いておきますね。





あともう我慢できないのでデートに30分遅刻してこんな顔されてえええ!麻里子様のお冠画像貼っておきますね。





終戦はえれぴょんVSえとちゃん。私事で恐縮ですが、このエントリーを書いている最中に一回飯を食いに外に出かけて、さあ腹もいっぱいになったことだし書くぞ!と勇み立ってみたもののテンションが全く取り戻せず今に至るので尻切れ蜻蛉で申し訳ありませんがここで筆を折らせて頂きます。代わりに今まで頑張って書いたり貼ってきたことが無意味になる動画貼っておきます。






明日は”AKB48リクエストアワーセットリストベスト100 2009”@SHIBUYA-AXに参加するので虐めないで下さい。AKB48私的ベスト10書いておきます。


1.会いたかった
http://www.akb48.co.jp/song/movie/02a03.html
2.Dear my teacher
http://www.akb48.co.jp/song/movie/02a11.html
3.夕陽を見ているか?
http://www.akb48.co.jp/song/movie/01h13.html
4.初日
http://www.akb48.co.jp/song/movie/03b01.html
5.転がる石になれ
http://www.akb48.co.jp/song/movie/02k13.html
6.誕生日の夜
http://www.akb48.co.jp/song/movie/03a03.html
7.Two years later
http://www.akb48.co.jp/song/movie/03b10.html
8.ワッショイB!
http://www.akb48.co.jp/song/movie/03b14.html
9.脳内パラダイス
http://www.akb48.co.jp/song/movie/03k02.html
10.必殺テレポート
http://www.akb48.co.jp/song/movie/03b02.html